ニチバン株式会社様が主催されている巻心ECOプロジェクト「森のしずく保全活動」として植林イベントにRiFUKURUスタッフが参加してきましたので、ご報告いたします。
ニチバン株式会社様のセロテープ®との出会いから1年過ぎ、早いものだと思っていたところに、ニチバン株式会社のご担当者様からイベント参加のお誘いがあり、ありがたく参加させていただくことになりました。
セロテープ®の採用経緯はこちら→セロテープ®から始めるSDGsの取組 – RiFUKURU Column
今回のイベント場所は広島県某所の山奥でした。他の参加者と一緒にマイクロバスでの移動でしたが、なかなか険しく、細い道をバスのドライバーさんはスイスイと走っていくので、尊敬!!と思いながら乗っていました。
5月中旬の晴れ渡る空。遮るものが何もないので、まあまあな直射日光。「しまった。日焼け止めクリームを忘れた!」なんて思いながら、とりあえず長袖、パーカでごまかしつつ、植林方法についての説明を聞いていました。
説明を受けた後は、印があるところにおのおの植林していきます。崖の方を登って、植林をされているのを横目に見て、関心しながら、私たちは無理のない範囲のところで植林を楽しみました。植林と言えば、天皇陛下を想起しませんか。植林を通じて、天皇陛下になった気分を少し味わいました。
ちなみに今回、植林で使った木は、杉です。杉といえば、花粉が心配ですが、この杉は農林水産省お墨付きの花粉が約50%少なく、成長速度が1.5倍速い最新の技術を搭載された杉でした。
花粉症の私も安心して植えられました。
成長速度が1.5倍とはいえ、杉が成長して、木材として使用できるまでは20年~30年ほどかかるそうです。それまでには下草の除去や木の選抜などの作業が行われます。
地元の小学生も一緒に参加していましたが、やはり小学生は元気です。ノルマは5本植えるでしたが、10本植えたという子もいたほど、楽しんでいたようです。崖もスイスイと駆け上がっていました。
昼食後には日本製紙株式会社の担当者様より「森と木と紙の話」をテーマにした勉強会が小学生に対して実施され、私たちも参加させていただきました。改めて、森と木の役割を知ることができ、大変勉強になりました。実はこの資料自体は高校生向けに作った内容だったので、若干、難しい化学式なんかも書かれていましたが、小学生の皆さんは真剣な眼差しで講義を聞いておられました。集中力が素晴らしい!
巻心プロジェクトは15年続いているプロジェクトだそうです。「継続は力なり」とはまさにこのこと。続けることが大事と参加していて、つくづく感じました。
今回は本当に貴重な体験をすることができ、森の成り立ちや木の役割など考えることができる良い機会にもなりました。
また10年後、20年後、30年後の木の成長を楽しみにしつつ、仕事に励みたいと思います。
今回、こんな素敵な機会を作っていただいたニチバン株式会社様に感謝申し上げます。