2024年6月3日に京都芸術デザイン専門学校にて、
「未来へつなぐ架け橋プロジェクト」キックオフミーティングが開催されました。
京都芸術デザイン専門学校は京都北白川にある2年制のデザイン専門学校で、
今回のプロジェクトに参加していただいた学生はハンドメイドコース2年生 18名です。
未来へつなぐ架け橋プロジェクトとは、
未来へつなぐ架け橋プロジェクトとは、日本の生地メーカーや縫製工場と、日本の伝統産業や地場産業を見直す一歩になる活動を共に行うプロジェクトです。
専門学校との取り組みは、伝統と技術を新しい視点から、現代のデザインと融合させること目的に行っています。
前回の企画についてhttps://www.rifukuru.jp/column/nishijin_project/
前回は、西陣織の残糸・残反から新たなプロダクトをデザインする企画を行いました。京都芸術デザイン専門学校との取り組みとしては、第2弾となります!
コンセプトは「三備地区デニムの歴史を知り、国産デニム」を使用し、商品化を想定した雑貨商品のデザイン、サンプル制作を行うという企画になっています。
プロジェクト始動
キックオフミーティングでは、まず株式会社ニッセンより、
今回の一緒に取り組んでいくサスティナブルブランド「RiFUKURU」の説明を行い
ファッション産業・日本の縫製産業の現状と課題について講義を行いました。
またその後、今回プロジェクトのコンセプトである日本国内デニムについての特徴・歴史についての説明を行い、今回使用する生地のテキスタイルメーカーである「クロキ株式会社」についての説明を行いました
デニムについて
ここで、簡単に生地のご提供いただいたクロキ株式会社についてご説明させていただきます!
クロキ株式会社は染色・織布・整理と一貫生産体制のデニム中心としたテキスタイル企業で、
色の出方、薄さや肌触りなどが異なるデニム生地を作り続け、500を超える品番を揃えていることで、
「クロキなら求める生地を見つけられる」と言われているほどの名企業となっています。
ニッセン×クロキデニムの商品はこちら↓
綿100% ワイドパンツ 日本製 岡山県井原産 KUROKIセルビッジデニム使用 RiFUKURU 通販【ニッセン】 (nissen.co.jp)
今回のプロジェクトは、連綿と受け継がれた技術から生まれるクロキ株式会社の貴重なデニム生地と京都芸術デザイン専門学校の学生の方々の新しい視点を通して、現代の発想と融合させ、新たな可能性を創りあげるものになります。
説明の後には、実際にクロキデニム生地を手に触れてもらい、生地の良さを体験してもらうと同時に
プロダクトへのイメージを膨らませていただきました。
デニムを使った新しいデザイン・プロダクトが出てくることを期待しています!
今後について
未来へつなぐ架け橋プロジェクトは、伝統と技術を守りながら、新たな可能性を開く取り組みになります。
学生たちの熱意と才能が融合したプロダクトが出てくることがすごく楽しみですね。
もしかすると、優秀作品は自社サイトで数量限定で販売を行う可能性もありますので、是非チェックをお願いいたします。
プロジェクト進行内容は、引き続き、お届けいたします。更新をお楽しみにしてください!
文中、敬称略