RiFUKURUとは
RiFUKURUとは株式会社ニッセンがSDGsな取り組みを加速するために起ち上げたブランドです。
「残りモノにはフクがある」をキーワードに商品企画、販売、地域との取り組みを行っています。
RiFUKURUのSDGsの目標達成に向けた取り組みをご紹介します。
SDGsとは
まずSDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ぶ、2015年9月に国連サミットで加盟国の全会一致で採択された国際社会共通の目標です。貧困や不平等、気候変動による影響など、世界中のさまざまな問題を解決し、すべての人たちにとってより良い社会の実現を目指したもので、17のゴール・169のターゲットから構成されています。
12、つくる責任 つかう責任
15、陸の豊かさも守ろう
ファッション産業は、製造にかかるエネルギー使用量が大きいことや、ライフサイクルの短さなどから、環境負荷が非常に大きい産業と指摘されています。近年では「サステナブルファッション」として、生産から着用、廃棄に至るまで環境負荷を考慮した取り組みが拡がってきています。
RiFUKURUでは、使われないまま廃棄されてしまう可能性がある残反やB反を使用した商品を企画し、余分な生産を無くすことで、環境負荷の低減を目指しています。また、今後予約販売を積極的に実施し、必要な分だけ作ることを徹底し、廃棄ロスの削減にも取り組みます。これらの取り組みで「みんなが使う分だけ作る」ことを実現する商品や仕組み作りをおこなっていきます。
残反やB反を使用することによってCO2が89.7%削減されています。
11、住み続けられるまちづくりを
日本の繊維産業は、国内消費の低迷や輸入品との競合、若年労働者不足などの理由から、年々事業者数が減少しています。現在日本で販売されている服のうち、国内で縫製されている服はたったの「1.8%」です。(2021年統計)
しかし、昔から続く製法やこだわりで作られている各産地の生地や、丁寧な日本縫製には、他にはない風合いや丈夫さ、着心地の良さなど素晴らしいものがたくさんあります。RiFUKURUではその日本製の商品の良さをみなさんにお届けすると共に、どこでどんな風に作られたのかも併せてお伝えし、日本の産業を見直すきっかけを作ることを目指しています。
17、パートナーシップで目標を達成しよう
RiFUKURUのロス削減の取り組みは、生地メーカーや縫製工場、商社、地域活性化の取り組みをされている方など、たくさんの企業・方々のご協力のもと成り立っています。
ロスを削減する取り組みは通常の製造フローとは異なるため、多くの工程や手間がかかってしまうことも少なくありません。それでも、日本の産業を持続可能なものにし、環境や社会、そして人にやさしい商品を作るために、ご協力いただける企業・方々とのパートナーシップで、ロス削減を実現していきます。