活動

取り組み事例③~京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト~

ニッセンが目指す未来

株式会社ニッセンでは、「ちょっとやさしいをカタチに」を実現を目指して、社会をより良くするための取り組みを進めています。

社会課題の解決に向けて

現在、社会の発展・成長に伴い、社会の課題も大中問わず多く存在しています。
例えば、人口の減少問題、アパレルの廃棄問題、伝統工芸の衰退…
これらの解決を目指すためには、私たち1企業としてできることには限界があります。

そこで、ニッセンでは共通の課題に対して、産学連携による取り組みを進めています。
その中の1つが「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」になります。

京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクトとは?

このプロジェクトは、株式会社ニッセンのサスティナブルブランド「RiFUKURU」が京都市、西陣織工業組合と連携し、伝統工芸品「西陣織」を活性化し、未来につなげるための活動『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』を23年5月に開始いたしました。

プロジェクト開催の背景

「西陣」と呼ばれて500年以上の歴史がある「西陣織」ですが、「なんとなく知ってるけど、実際、どういうものか分からない」「そもそも西陣織を知らない」など、若い世代の多くは西陣織が身近ではないというのが現状です。

そこで、若い世代をはじめ多くの方に、西陣織を身近に感じてもらい、伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指して、ファッション関連の専門学校生を対象にしたアップサイクル作品コンテストを開催いたしました。
<参加専門学校様一覧>
上田安子服飾専門学校、大阪デザイナー専門学校、大阪モード学園、京都芸術デザイン専門学校、マロニエファッションデザイン専門学校 ※五十音順

学生によるコンテスト形式のプロジェクト

ファッション関連の専門学校生が西陣織の製造過程で発生する残反や残糸を活用した商品を企画し、コンテスト形式で優秀作品を選考し、11月11日の西陣の日に西陣織会館で優秀作品の表彰式を行いました。

11月の表彰式で表彰された優秀作品。左から
作品名:「Look Down」(西陣織レッグウォーマー)
作品名:「模様の変化で時を刻む きさらぎ」
作品名:「絹糸でつくるベッドメリー」京都市長賞

「将来を担う若者に、京都の伝統工芸を知ってもらう機会を作り、未来につなげたい。」

「長い歴史と伝統を持つ西陣織の新しい未来の形を作る手助けがしたい。」

との思いからプロジェクトを進めていきました。

西陣織のプロジェクト企画では、スタッフ・学生を含め全員が伝統工芸の現在や将来について考える貴重な機会となったことに感謝するとともに、

これからも引き続き、「京都」「日本」そして「伝統工芸」を

より元気にし、「ちょっとやさしいをカタチに」できるよう、私たちは尽力していきます。

より詳しい内容は株式会社ニッセンのサスティナブルブランド「RiFUKURU」のコラムをご確認ください。「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」の紹介

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