人事

生活に寄り添う支援制度の充実 育児休業

出産・育児、そして介護など、節目節目で訪れるライフスタイルの変化。

そんな中でも働き続けたいあなたに。

今回はその中でも育児休業に焦点を当てたいと思います。

育児と仕事の両立を支援するため、ニッセンでは育児支援制度の整備を進めています。

2021年2月時点で、正社員・再雇用社員のうち、育児休業者は15人、育児短時間勤務者は11人で、

これは社員全体の約2.8%を占めています。

さらに既婚社員数全体で見ると約4.3%にものぼります。

また育児休業後の退職者は2021年2月時点で0人で、

出産・育児を経験した多くの社員が職場復帰し活躍しています。

2022年10月1日施工の法改正により、ニッセンでも新制度の新設と育児休業の柔軟化を進めています。

「育児・家事は女性がするもの」「男性が育児休業を取得するなんてありえない」などの考えや風潮を改め、

社会全体で男性の育児休業取得をするために

2022年10月から、育児休業制度とは別に取得が可能な「産後パパ育休制度」を新設することになりました。

これはお子様の出生後8週間以内に4週間まで取得が可能で、分割での取得も可能です。

またニッセン独自のルールとして、

産後パパ育休と育児休業を通算で10日間は有給扱いとなり給与が支給されます。

また育児休業の柔軟化も並行して進めており、

お子様が1歳までは育児休業も分割して2回取得が可能になりました。

1歳以降に延長した場合も、

育児休業に関しては以前までは定められた所定のタイミングでしか夫婦交代ができませんでしたが

ここが柔軟化されたことにより、1歳以降の育児休業期間の途中でも夫婦で交代することが可能になりました。

「産後パパ育休制度」など男性の育児休暇取得を推進する動きが活発化する一方で

日本の男性の育休取得率は2020年で12.65%※1と国際的にも低く、また「職場での理解が得られるだろうか?」

「上司にはどのように言い出せばいいのだろうか?」など不安に思われる方も多くいらっしゃるかもしれません。

(※1:厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」より)

そんな不安を少しでも解消いただくため、

実際にニッセンで初めての事例として1か月の育児休業を取得された男性社員Oさんにインタビューしてきました。

 

– 育児休業取得のきっかけは?

実は最初はあまり考えてなかったのですが、きっかけになったのは人事部からの提案でした。 出産予定日に近いタイミングで法改正もあるからぜひ、と。 一人目の子供ということもあり、自身も妻もお互いに不安を抱えていたので取得してよかったと思っています。

 – 上司や同僚などまわりの反応は?

ありがたいぐらいに、とても明るく送り出してくれました。 復帰後も「どうだった?」と暖かい言葉をかけていただき、戻りやすい環境だったと思います。

 – 実際に取ってみてどうでしたか?

 1か月あっという間だったでした。育児は仕事と違って始業・終業時間がなく、ミルク、おむつ替え、お風呂、寝かしつけなどほぼ24時間体制で。何か月取っても足りないと思うぐらいでしたね。 ですが、子供の成長を1番近いところで感じることが出来たので、とても貴重な1か月でもありました。

 

– 育休取得を悩まれている男性の方にメッセージがあればお願いします。

夫や父親という役割に代わりはいないと思っています。 取得したことで、子育てしながら働く女性の方への尊敬も感じるようになりました。 せっかくの制度なので、家族と向き合う貴重な時間としてぜひ取得していただきたいですし、有意義に使っていただきたいです。

※取材は2022年9月時点のものとなります。

ワークライフバランスを実現するため、ニッセンでは今後も制度の充実を進めてすべての従業員が働きやすい会社を目指します。

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