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【第9回】SDGsってなんだ?~SDGs17目標紹介 12「つくる責任、つかう責任」

ブルーノですよ。

前回までの「SDGsってなんだ?」では、

SDGsの17目標の内、①~⑪までご説明させて頂きました。

そろそろ17の目標のゴールが見えてきました!!

12.つくる責任、つかう責任

SDGs目標12.「つくる責任、つかう責任」の紹介

大切な地球の資源を守り、この先ずっと生活できるように「つくる」と「つかう」のバランスを整えていくことを示した目標になります。

目標12.のターゲット

12.1持続可能な消費と生産の10年計画を実行する。先進国がリーダーとなり、開発途上国の開発の状況や対応力も考えに入れながら、すべての国が行動を起こす
12.22030年までに、天然資源を持続的に管理し、効率な利用を達成する
12.32030年までに、小売や消費者で捨てられる食料(一人当たりの量)を半分に減らす。また、生産者からお店への流れのなかで、食料が捨てられたり、失われたりすることを減らす
12.42020年までに、合意された国際枠組みに従い、化学物質やあらゆる廃棄物(ごみ)を環境に害を与えないように管理できるようにする。人の健康や自然環境に与える悪い影響をできるかぎり小さくするために、大気、水、土壌へ化学物質やごみが出されることを大きく減らす
12.52030年までに、ごみの排出を削減、防止し、リサイクル・リユースをして、ごみの発生する量を大きく減らす。
12.6とくに大きな会社やさまざまな国で活動する会社に、持続可能な取り組みをはじめ、会社の成果を報告する定期的なレポートに持続可能性についての情報をふくめるようにすすめる
12.7国の政策や優先されることにしたがって、国や自治体がものやサービスを買うときには、それが持続可能な形で行われるようすすめる。
12.82030年までに、人びとがあらゆる場所で、持続可能な開発や、自然と調和したくらし方に関する情報と意識を持つようにする。
12.a開発途上国が、より持続可能な消費や生産の形をすすめられるよう、科学的および技術的な能力の強化を支援する。
12.b地域に仕事を生み出したり、地方の文化や特産品を広めるような持続可能な観光業に対して、持続可能な開発がもたらす影響をはかるための方法を考え、実行する
12.c資源のむだづかいにつながるような化石燃料(石油など)に対する補助金の仕組みを変える。そのために、各国の状況に応じて、税金の制度を改正したり、有害な補助金があれば環境への影響を考えて段階的になくしたりして、化石燃料が適正に売り買いされるようにする。そのとき、開発途上国の状況や必要としていることなどを十分に考え、貧しい人や影響を受けるコミュニティが守られるようにして、開発にあたえる影響をできる限り小さくする。
参考:| SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会) (unicef.or.jp)

アパレル業界が抱える環境問題

知っていましたか?現在日本では約36億点が1年間に供給されており、これは1990年から比較すると増加すると2倍近くに増えています。

環境省_サステナブルファッション (env.go.jp)より作成

一方、衣服一枚あたりの価格は年々安くなり、市場規模は下がっています。

環境省_サステナブルファッション (env.go.jp)より作成

2000年代に入る頃からファストファッションブームが拡大しました。

アパレル業界では安価で次々にトレンドに合わせた服を大量に生産が行われ、

その供給された衣料品のうち約4割は売れずに、処分されているといわれています。

このように衣料品の「大量生産・大量廃棄」が大きな問題となっています。

実際に、ファッション業界においても地球環境に配慮した新しいスタンダードを築いていくことが求められています。

ニッセンが取り組んでいること

ニッセンもそのアパレル業界の大量生産・大量廃棄の問題解決に寄与するため、

製品のライフサイクル全体を通じて環境にやさしい手法を導入し、商品が使われなくなった際には再利用やリサイクルを積極的に行っています。

①撮影サンプル・B品などを古着として再販売(循環フェス)

撮影などでモデルさんが着用されたサンプルを今まで他の二次流通業者にお渡しもしくは、廃棄を行っていましたが、1度着用しただけの撮影サンプルはきれいでまだ着用できるものがたくさんあります。

そんな商品をぜひもう一度使っていただき、廃棄をなくすという取り組みを広げています。

古着・リユースの祭典「循環フェス」に参加しました! – SDGsでちょっとやさしいをカタチに (nissen.co.jp)

②廃棄される残反・B反を商品へ サスティナブルブランド ~RiFUKURU~

RiFUKURUでは使われないまま廃棄されてしまう可能性がある残反やB反を使用した商品を企画し、余分な生産を無くすことで、環境負荷の低減を目指しています。

今後予約販売を積極的に実施し、必要な分だけ作ることを徹底し廃棄ロスの削減へ取り組みます。

「みんなが使う分だけ作る」ことを実現する商品や仕組み作りをおこなっていきます。

実は…残反やB反を使用することによってCO2が89.7%削減されています。

<おすすめ商品はこちら↓>

綿100% 日本製 ボリュームスリーブゆるシルエット長袖Tシャツ 和歌山県産

日本製 プリントチュニックワンピース 泉州織生地使用 

ちょっとやさしいをカタチに

一緒にサスティナブルな社会の実現に向けて歩んでいきましょう!

株式会社ニッセンでは地球を大切にするために、ファッションの未来を考え、行動し、

新しいファッションのかたちを提案し、持続可能な未来をつくるお手伝いをしていきます!

サスティナブルブランド「RiFUKURU」については、

こちらのコラムでリアルタイム掲載させて頂いておりますので、RiFUKURUについて

もっと知りたい!と思って頂けた方は、こちらも是非ご覧ください!

https://www.rifukuru.jp/column/
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