ニッセンと西陣織工業組合によるアップサイクルプロジェクト
『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』が「未来づくり貢献賞」を受賞しました!

京都市は「京都市 輝く地域企業表彰」制度を設け、地域と共に継承・発展する「地域企業」の理念の浸透及び実践の促進に取り組んでおり、その中でも、社会課題の解決や新たな価値の創出等を目的に地域企業等が連携して実施した事業のうち、独自性、社会性、発展性等について、他の事業者のモデルとなると認められた取組を「未来づくり貢献賞」として表彰しています。
このたび、令和6年度に表彰された13組のひとつに、ニッセンが西陣織工業組合と連携して実施してきたアップサイクルプロジェクト『京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト』が選ばれました。「京都市輝く地域企業表彰 未来づくり貢献賞」は初受賞となります!
~「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」について~
西陣織の製造過程で発生する残反や残糸のアップサイクルを、現役の服飾専門学校生が企画するプロジェクトです。ファッションを学ぶ若い世代の作品を通じて、より多くの方が伝統工芸の未来を考えるきっかけとなることを目指しています。
プロジェクトは2023年より始動。ファッション関連の専門学生を対象に『アップサイクル作品コンテスト』を開催し、2年目となる2024年は、参加学生・西陣織の職人・組合関係者・ニッセン社員とで『対話で作品を作り上げていく』ことをプロジェクトテーマとして活動してきました。
始動から2年あまりですが、参加専門学校数は5校、学生数は150名を超え、“伝統工芸への興味関心が高まった”という声もいただけて、非常にうれしく感じています。

『西陣』と呼ばれて500年以上の歴史がある『西陣織』。これからも若い世代をはじめ、多くの方に、西陣織を身近に感じてもらい、伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指して、プロジェクトを続けていきたいと思います!