皆様こんにちは!
本日の担当者はとんがりです!!(^▽^)/
前回までの「SDGsってなんだ?」では、
SDGsの17目標の内、①~⑨までご説明させて頂きました。
初歩的でかみくだ~~いた情報をお届けしているため
すごく細かいコラムになっておりますが
分かりやすい内容にするべく、今回も頑張ってまいりま~す!!
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本日のコラムでは、前回から引き続きSDGs17目標の中から
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
の2項目について、
1.目標の内容 2.現状は? 3.わたしたちにできることって何?
の観点から考えていきます。
それでは、よろしくお願いします!
10.人や国の不平等をなくそう
SDGs17目標の10つ目!
「人や国の不平等をなくそう」は簡単に言うと、、、
☆国家間の不平等をなくす
☆国内での不平等をなくす
上記の2つがポイントになる目標です!
世の中には、様々な国や人々が暮らしています。
国と国の間には、先進国と開発途上国があり、
途上国の中でも開発の遅れている後発開発途上国など様々な現状の国があります。
そして、同じ国に暮らす人々でも、裕福な人と貧しい人、男性、女性
宗教の違いや、民族、人種の違いがあり、様々な人が暮らしています。
そんな世の中には、どのような不平等が存在しているのでしょうか?
国家間の不平等をなくす
国際社会には「先進国」と「開発途上国」以外に、
開発途上国の中でも特に社会・経済・人間開発指数が最も低い「後発途上国」や、
内陸国で国際市場への距離や物流コストなどの経済社会発展上の制約を抱える「内陸開発途上国」、
地球温暖化による被害を受けやすく持続可能な開発が困難とされる「小島嶼開発途上国」など
より脆弱な国々が存在しています。
所得の不平等は国家間でも国内でも縮小傾向にあるものの、
保健や教育サービス、その他資産に関しては大きな格差がなくなっていません。
2018年の国連広報サービスセンターの事実と数字では、
・20%の最貧層世帯の子どもは依然として、20%の最富裕層の子どもに比べ、
5 歳の誕生日を迎える前に死亡する確率が 3 倍も高い
という数字も出ています!
このような事実から、目標10では
地球規模の経済・金融制度の意思決定における途上国の参加を拡大させ、
後発開発途上国からの輸出品に関税をゼロにする条件を設けるなど
国家間での平等を実現するためのターゲットを置いている、
ということですね(^▽^)/
国内の不平等をなくす
一つの国の中には、国籍以外にも、
年齢、性別、障害、民族、出自、宗教、そして経済的地位など
多様な環境におかれた人々が存在しています。
男女の賃金格差や人種差別などの他、今回は目標10のターゲットで
具体的に掲げられている「移民問題」の現状についてお話します!
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移民とは、自分が住む国で紛争が起きているなどの様々な理由で
他の国へ移り住む人々のことを指します。
今、地域や国によって移民の受け入れが問題になっています。
その中には、安い賃金で雇える移民が増えることで
元々その地域に住む人々が自分たちの仕事を取られるという声や
衣食住の揃わない移民が流れ込んでくることで
治安が悪くなるという声があります。
また、「自分の周りに異なる宗教、慣習を持つ人」を嫌がって
移民への差別や不平等な扱いをすることもあり、様々な問題が引き起こされています。
このような国内での不平等が存在している事実から、目標10では
差別的な法律の撤廃や社会保障政策の導入、
安全で規則的な移民政策の導入などを掲げているということになります!
11.住み続けられるまちづくりを
目標11「住み続けられるまちづくりを」は、、、
☆全ての人々が安心・安全・持続的に生活できるまちづくりを目指す
上記がポイントになる目標でございます!
国連広報センターの事実と数字では、
・現在、世界人口の半数に当たる 35 億人が都市で暮らしていますが、
2030 年までに都市住民は 50億人に達するものと予測されます。
一つの場所にどんどん人口が増えると、どのような問題が発生するでしょうか?
人口が集中することで生まれる問題が、目標11を紐解くポイントになります!
すべての人が住みやすい都市へ
都市は、経済や文化の中心であり、家やインフラ、ビジネス街や公共施設など
さまざまな生活を便利にするものが揃っています。
そんな、住みやすさを求めて人口が集中していく都市ですが、
人が増えるにつれて
・基本的公共サービスを提供するための資金が無くなる
・住宅が不足して住宅費が高騰する
・インフラの劣化
・都市内部の大気汚染が悪化する
・ごみが増え、処理問題が起きる
などの問題が起きてしまいます。
今後の社会のためには、雇用と豊かさを生み出しながら
土地や資源に負担がかからないように都市を維持し続ける必要があり、
人や建物が増えても地震などの自然災害に耐えられる街づくりを行わなければいけません。
このような背景から、
全ての人が安心して暮らせる持続的な街づくりを達成するために
目標11では「公共交通機関の拡大と改善」や、
「自然災害による被害を最小化する街づくり」、「廃棄物管理の徹底」などなど
「新しい都市の形」を目指すターゲットを置いているのです!(^▽^)/
目標11に関連する問題や、ターゲットなどについて、
より詳しく知りたい!という方はぜひ国連のHPなどで調べてみてくださいね!
わたしたちにできること
皆様は普段、自分の住む町や訪れた街のいいところや悪いところ、
じっくりと考えたことはありますか?
身の回りにある公共施設やインフラ、自然環境などを振り返ってみて
自分の中の「街の魅力」「もっと住みやすくできそうな所」を明確にすることで、
「新しい都市の形」のヒントになるのかもしれません(^▽^)/
担当者も、今回のコラムを綴りながら
自分の故郷の素敵なところや今住んでいる土地の好きなところを
考えて、週末に探索してみようと思いました!
住み続けられるまちづくり×ニッセン
目標11「住み続けられるまちづくり」に関連して、
私たちニッセンの活動も一緒にご紹介させて頂きます!
こっそり色々な活動しておりますので、ここぞ!という所でご紹介させて頂きます(^▽^)/
株式会社ニッセンは、京都に本社を置く企業として、京都をもっと元気にできる何かができないか?
そんな想いの元、2023年5月~「未来へつなぐ架け橋プロジェクト」を始動しました!
本プロジェクトでは、「京都の伝統工芸制作体験」や「京都西陣織×学生デザインコンテスト」などなど
京都の大切な財産である「伝統工芸」を盛り上げるための活動を主に行っています。
そんな中始めたプロジェクトですが、この度地道な活動が認められ、
京都市の官民連携事業としても認定して頂けることになりました!
京都西陣「未来へつなぐ架け橋プロジェクト」については、
こちらのコラムでリアルタイム掲載させて頂いておりますので、
ニッセンのSDGsについてもっと知りたい!と思って頂けた方は、こちらも是非ご覧ください~!
以上、本日の担当者とんがりでした🐱